【地方創生】何から勉強を始める?-2 〜オススメの著者&書籍〜
どうもいなぞ〜です。
僕は10年後に地元北海道の地方創生ビジネスに携わるために
複業を通じて、スキルとノウハウを蓄積していく事を自らに課しました。
僕と同じ様に考えているサラリーマン複業中の皆さんや
地方創生に関わる皆さんに、役立つ情報を発信していきたいと思います!
Contents
本日の投稿内容
地方創生について勉強を始めるにあたって
・まず何から始めれば良い?
・参考になる人物や書籍は?
という内容で、地方創生を学び始める際に参考になる情報を紹介します。
~こんな人におすすめ~
・これから地方創生を学びたい ひと
・具体的に参考になる情報を知りたい ひと
という悩めるあなたに参考になれば嬉しいです!
木下斉さん 地方創生大全
前回に引き続き、地方創生に関わる友人より推奨がありました
木下斉さんの書籍、「地方創生大全」についてお伝えしていきます!
読んでから知りましたが、こちらの書籍は、地方創生に関わる人なら
ほとんどの方が読んでいるとも言えるくらい有名な書籍とのことでした。
地方創生について学び始めたい方への導入本にオススメです。
〜構成〜
第一章:ネタの選び方 「何に取り組むか」を正しく決める
第二章:モノの使い方 使い倒して「儲け」を生み出す
第三章:ヒトの捉え方 「量」を補うより「効率」で勝負する
第四章:カネの流れの見方 官民合わせた「地域全体」を黒字化する
第五章:組織の活かし方 「個の力」を最大限に高める
となっております。
以降の項目で、各章で学んだことや
各地の成功/失敗事例などをPICKUPして
お伝えしていきたいと思います。
第一章:ネタの選び方 「何に取り組むか」を正しく決める
・くまモンは本当に成功か?
→ゆるキャラ便乗の商品は長続きはしない
・なぜ食えたもんじゃない特産品が生まれるのか
→作って、売るが前提 ではなく作る前に営業しよう
※事例:東京八百屋の会_みょうがピクルス
・ブランド化よりも重要な付加価値向上策
→皆が売っていない時に、売る
・万能より「特化」で地方を救おう
→横並びの取組ではもはや人が来ない、突出したコンテンツを
※事例:バレーに特化した体育館 オガールアリーナ
※事例:サイクリストに絞ったホテル ONOMICHI U2
・周囲の評価など気にしない人が成功している
→下手な審査など受けずに、さっさと自分でやってみる
※事例:石垣島の好付加価値ジュエリーブランド TILLAEARTH
・偽物の成功事例
→行政による事例には偽物の成功事例が存在
※事例:アルネ津山 アウガ青森
第二章:モノの使い方 使い倒して「儲け」を生み出す
・道の駅は建てた後が大事、経営不振=国民の負担 という構造
→民間経営のマルシェ、行政主体の道の駅 は大きく違う
※事例:産直市場+肉屋+魚屋 複合施設 紫波マルシェ
・第三セクターが失敗する三つの共通点
①無理な複数目標設定②地元合意・制度制約③計画の外注・役所任せの資金調達
※事例(失敗):南アルプス市 南アルプスプロデュース
※事例(成功):民間主導の 小田原柑橘倶楽部
・公園からエリアを変えよう
→禁止による締め付け、ではなく有効な活用
※事例:札幌大通りのビアガーデン
※事例:富山市 富岩運河環水公園
※事例:マンハッタン マディソン・スクエア・パーク
・「民がつくる公共施設」で税収も地価も高めよう
→全て税金で作ろうとするから失敗する
※事例:佐賀県 CCCによる運営 武雄市図書館
第三章:ヒトの捉え方 「量」を補うより「効率」で勝負する
・人口は増加しても減少しても社会問題になる
→人口に左右されない生産能力をつけることが重要
・観光客数ではなく、観光消費を重視しよう
→10万人が1000円使うより、1000人が10万円使ってもらう観光を!
※事例:越後湯沢 里山十帖
・人が来る「理由」を作り、交通網を活かそう
→交通網はつくるより、いかに活用できるか考える時代へ
※事例:軽井沢は新幹線を「住んでもらうため」という活用へ
※事例:新潟県大和市は新幹線開通とともに大学や高校の誘致で学術集積へ
※事例:青森県八戸市 八食センター 市内交通連携
第四章:カネの流れの見方 官民合わせた「地域全体」を黒字化する
・「稼いで投資し続ける」好循環を作ろう
→民間主体で利益と向き合わないと、出口はない
※事例:北九州市 小倉家守構想
・ふるさと納税の危険性
→「安売り合戦」ではなくて「価値を生み出す」競争を
・二宮金次郎から学ぶ地方創生
→「カネ」と向き合う地域活性化
→収支の黒字化、金融で再生事業へ投資 の仕組みづくり
第五章:組織の活かし方 「個の力」を最大限に高める
・未来に繋がる「前向きな中止&撤退」
→失敗した時の撤退戦略が皆無
※事例:山梨県南アルプス市 完熟農園
・名ばかりコンサルタント問題
→地域の将来の行方を自分たちで考えずコンサルタント任せで
成果は見込めない
・地方を蝕む「集団意思決定」という呪い
→合意形成は最初にするものではなく
結果をもってなされることを肝に命じる
・合意性を覆す「恨み、つらみ」
→定量的な議論と柔軟性を重視しよう
・謝った目標を捨てよう
→重要なのは失敗に支配されて投げ出さない、諦めないこと
→自治体を無視してでも必要な取組を小さく始め、成長させること
まとめ
いかがでしたでしょうか?
木下さんは最後に
・日本の地方は可能性に満ち溢れている
・「実践と発信」の両輪が必要
と述べています。
僕もこの本を読んで感じたことは
地方創生=行政の仕事 ではなく
いち個人、しかも地域を何とかしたい!という個人が
本気で動き出す事から、全てが始まるということを痛感しました。
僕も北海道の活性化に自分のチカラを発揮したい!
そのために日々成長していきます。
では、また。
〜リンク再掲〜